勤務医の頃の昼食は、職場の従業員食堂を利用していましたが、開業してからは弁当を持っていくようになりました。
新年度に入り、入園や進学などで、この4月からお弁当!という方も多いのではないでしょうか。
今回は「お弁当」に関するクイズです。
【問題】
1)駅弁で人気の「ますのすし」どこの県のお弁当?
2)警察の隠語で、「弁当持ち」とは何のこと?
3)いなり寿司と巻き寿司を詰め合わせた弁当を「助六」と言いますが、この言葉の由来となった、歌舞伎「助六由縁江戸桜」に出てくる花魁の名前は何?
【正解】
1)富山県
江戸時代、富山藩士の吉村新八という人が藩主に献上したことが始まりとされる、サクラマスを酢で味付けした押し寿司です。地元では、作られるお店によって味わいが異なるようで、食べ比べしてみたいですね。
2)執行猶予、執行猶予中の人
釈放されても犯罪を犯してしまったらなくなってしまう「執行猶予」を、常に持ち歩き、食べたらなくなってしまう弁当の性質にかけた隠語だそうです。ちなみに子どもが持っている小学生用の国語辞典には載っていませんでした。
3)揚巻太夫(あげまきだゆう)
「助六由縁江戸桜」が大流行した江戸時代中期は、庶民に倹約令がだされ、安い稲荷ずしや巻き寿司が親しまれていました。この2つを詰め合わせた寿司折も「揚巻」と呼ばれていたという共通点から助六寿司と呼ばれるようになった説、主人公「助六」が頭に紫の頬かむりを巻いているのを巻きずしの海苔に例えているという説もあります。
次回もよろしくお願いします。