以下の症状でお悩みではありませんか?
- 首や肩が痛い
- 手が痛い
- 手指がしびれる
- 足がしびれる
- 手指を動かすとしびれが強くなる
- 指が動かしづらい
- 歩くと痛い
- けがをして変形した など
上記のようなことでお困りの場合、一度ご相談されることをおすすめいたします。
代表的な整形外科疾患
首、肩
肩こりと思っていても、動かす時の痛みや安静時の痛みが強くなったり、肩や手のしびれが起こったりします。
頸椎椎間板ヘルニア
頸椎の間にある椎間板の一部が外に飛び出ることで、首の痛みや神経の圧迫による神経痛、しびれを引き起こすことがあります。投薬やリハビリテーションを行います。
頸椎症性脊髄症
頸椎で脊髄が圧迫されることで、上肢の神経痛やしびれ、細かい作業がしづらくなってきます。投薬やリハビリテーションを行います。
胸郭出口症候群
なで肩の方や首回りをぶつけることで、首や肩まわりが痛くなり、動かしづらくなることがあります。
肩関節周囲炎
肩の関節まわりにある関節の袋(「関節包」と言います)や靭帯などの炎症で起こります。肩を動かす筋肉(「腱板」と言います)の損傷があり、動かしづらい、夜間の痛みを起こすこともあります。投薬やリハビリテーションを積極的に行う必要があります。腱板が断裂している場合、手術が必要になることがあります。
肩関節不安定症
肩を脱臼したり、関節が緩かったりすると、大した動きでなくとも肩が外れる、抜けるなどの症状を起こすことがあります。固定を行ったり、リハビリテーションを行ったりしますが、必要に応じて手術が必要になることもあります。
肘
肩関節を支点として動く上肢の中心部であり、いろいろな症状を起こします。
肘部管症候群
肘の内側にある神経が関節や腫瘍などで圧迫したり、肘を動かしたりすることで、薬指や小指がしびれることがあります。投薬、リハビリテーションなどで治りにくい場合、手術が必要となることがあります。また、他の場所の疾患がないかを確認します。
変形性肘関節症
かつて起こった骨折や肘関節の使い過ぎによって、肘の軟骨がすり減って動きが悪くなることがあります。リハビリテーションが必要なことが多いです。また、手指のしびれを起こすこともあります。
肘の骨折
肘関節には上腕骨、橈骨、尺骨の3つの骨があり、それぞれがきれいに動くことで関節が動かせています。それぞれの骨が折れたり、ずれたりすることで動きが悪くなることがあります。
上腕骨外側上顆炎、上腕骨内側上顆炎
手首や手指をよく使うことで肘の外側や内側が痛くなり、物を持ちづらくなることがあります。上腕骨には手や手首を伸ばす、あるいは曲げるための筋肉が集中してついているため、痛みを起こしやすくなります。ほとんどの症例で投薬、リハビリテーションなどを行います。
野球肘
成長段階のお子様で、投球やバッティングなどで肘の痛みを起こしやすい状態となることがあります。投薬だけでなく、リハビリテーションやフォーム改善などが必要となりやすく、辛抱強く治療することが大切です。
手関節、手指
繊細な動きをしなやかに使えるようにするためには、骨、関節、腱、神経や動脈が正しく機能できる必要があります。
屈筋腱腱鞘炎(ばね指)
指を曲げ伸ばしするのがしづらい、カクっとして痛いなどの症状が出ます。進行すると関節拘縮(関節の可動域の制限)が起こりえます。塗り薬や注射などの治療があります。
ドゥケルバン腱鞘炎
親指を動かすとカクっとして痛みがでます。握りづらくなることがあります。塗り薬や注射などの治療があります。
手根管症候群
親指、人差し指、中指、薬指などにしびれや痛みをきたします。朝方の痛みや夜間の痛みで眠れなくなることもあります。女性に多いとされています。飲み薬や注射などの治療があります。
屈筋腱断裂や伸筋腱断裂
刃物や機械などで手にけがをして、指を曲げる、伸ばすことができなくなります。適切な手術やリハビリテーションが必要となります。また、変形性関節症や関節リウマチなどでも起こりえます。適切な手術やリハビリテーションが必要となります。
母指CM関節症
親指の付け根に痛みが生じて、ものを握ったり、フタをあけたりする動作での痛みが生じることがあります。装具やリハビリテーションなどが治療の対象となります。
手関節TFCC損傷、尺骨突き上げ症候群
手首の小指側に痛みが生じて、ひねったり、手をついたりする動作が痛くなります。装具やリハビリテーションなどが治療の対象となります。
橈骨遠位端骨折、舟状骨骨折
手をつくケガをしてしまい、手首が腫れて動かすと痛みが生じます。ギプスなどの固定治療がありますが、ずれが大きいと手術が必要となることがあります。
腰、股関節
ぎっくり腰
何もしなくても突然腰の痛みが出て、動けなくなることがあります。筋肉のみでなく、椎間板や背骨自体の問題となる可能性があり、注意が必要です。
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎の間にある椎間板の一部が外に飛び出ることで、腰痛や神経の圧迫による下肢の神経痛、しびれを引き起こすことがあります。投薬やリハビリテーションを行います。
腰部脊柱管狭窄症
腰椎で脊髄が圧迫されることで、下肢の神経痛やしびれ、特に、歩き始めてすぐに歩行時の痛みで歩けなくなり、休むと改善する症状(「間欠性跛行」という)があります。投薬やリハビリテーションを行います。
変形性股関節症
赤ちゃんの頃の股関節脱臼や骨折、使い過ぎなどで、股関節の軟骨がすり減り、歩行時の痛み、歩行困難となることがあります。投薬やリハビリテーションに加えて、人工関節などの手術治療が必要となることがあります。
膝
変形性膝関節症
骨折や靭帯・半月板などの損傷、体重、使い過ぎなどで、膝関節の軟骨がすり減り、歩行時の痛み、歩行困難となることがあります。投薬やリハビリテーションに加えて、骨切り術や人工関節などの手術治療が必要となることがあります。
半月板断裂、靭帯損傷
外傷などで半月板や靭帯が損傷し、膝が痛くて歩けない、スポーツができないなどの症状が起こりえます。
足関節
足関節捻挫
スポーツや歩行などで足関節をひねることで起こす、靭帯や関節の袋での損傷であり、歩行時の痛みを伴います。骨折を起こすこともありますので、レントゲンなども評価します。