こんにちは。
いつも記事をご覧いただきありがとうございます。
診療放射線技師のYです。
今回は、先日私が参加した研修会についてのお話しです。
診療放射線技師法の改正により業務内容拡大が行われ、今までできなかった業務ができるようになりました。それに伴い、追加された業務内容の研修が全国各地で行われており、その研修会に行ってきました。
要は、医師の業務の一部を診療放射線技師もできるようになって少し負担を減らしましょうという研修会です。新しく追加された業務は
・静脈路の確保
・鼻腔カテーテルから造影剤を注入する行為およびカテーテルの抜去
・動脈路に造影剤注入装置の接続および操作
・下部消化管検査で造影剤および空気を吸引する行為
です。その研修は
事前に基礎研修(eラーニング)700分を受講しておき、今回の実技研修が385分。。。
朝8時半に会場へ行き、夕方18時までという長丁場な研修会でした。
メインは午後からの実技研修です。
人生で初めての静脈穿刺!!
ファントムを使っての手技で、はじめは上手くできずに苦戦しましたが、回数を重ねる毎に要領が掴めるようになりました。
普段、看護師さんたちの静脈穿刺の様子を見ていて頭の中では理解していましたが、実際は、声かけはもちろん駆血帯、消毒、留置針の向き、針と皮膚の角度、逆血確認、内針を保持したまま外筒を進める、点滴ルートをつなぐ、固定する。。。
とても手順が多くプチパニック!
看護師さんはいつもこれをやっているのかと。
もう尊敬の眼差ししかありません。
今回の研修を受講して、診療放射線技師業務の中でできることが増え、自分のスキルアップに繋がったと思います。
医師の業務をコメディカルにシフトすることで、業務圧迫や人材不足を少しずつ解消でき、それが医療安全に繋がるのではないかと思いました。
今回受講した内容は今のところ当院では実践することはないのですが、今後、改正された業務内容を技師が行う施設が増える可能性もあるので、技師間の業務格差が生まれないためにも受講して良かったと思いました。また、他施設の技師と意見交換や情報交換を行ったり、講師の方から手技のコツや経験談が聞けたりと、長い一日でしたがとても有意義な研修になりました。
終了後は研修修了のバッジがもらえ、後日修了書が郵送で届くそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさま こんにちは。
今回は、ドゥ・ケルバン腱鞘炎についてのおはなしです。
◎ドゥ・ケルバン腱鞘炎
手関節の母指側に腫れと痛みが生じます。
2本の腱(短母指伸筋腱・長母指外転筋腱)と腱が通るトンネル(腱鞘)部分で炎症を起こして、腱の動きがスムーズでなくなります。これが、ドゥ・ケルバン腱鞘炎です。
当クリニックへお越しになる患者さまで、
・手首の腫れや痛みがある
・物を持つと痛い
・捻ると痛い
などの症状がみられます。
原因としては、
・妊娠時・産後や更年期の女性に多い傾向にある→女性ホルモン因子
・スポーツマンや手指をよく使う仕事→職業因子
これらの関係性が考えられます。
・2つの腱の間に隔壁をもつ場合は、特に注意が必要です。
当クリニックでの治療は、
【保存療法】
・安静→局所をできるだけ使わない様にしましょう。
・薬 →痛み止めの塗り薬を患部へ塗り込む様にマッサージしましょう。
(※飲み薬もご希望に応じて処方いたします。)
・注射→腱鞘内に、炎症をしずめて詰まりを抑えるお薬を使います。
※当クリニックでは注射に関して、ワクチン接種前後1週間は控えていただいております。
【手術療法】
・保存療法で痛みを繰り返す場合。
特に、隔壁がある症例では症状改善が得られづらい傾向にあります。
・お仕事や日常生活にお時間ができた時などご相談に応じて行います。
※当院では腱鞘切開術などの手術を行なっております。
こんにちは。事務スタッフです!
早いもので4月になり新年度がスタートしました。
今年度もよろしくお願い申し上げます。
連日患者様には、長時間お待ちいただきご不便をおかけして申し訳ございません。
ご来院の際は、事前に問診票をダウンロード・ご記入のうえご持参いただくと、受付がスムーズです。問診票は「クリニック案内」ページからダウンロードいただけます。
また、ホームページのHOME画面では診察の順番待ち人数をご確認いただけますので、ぜひご活用ください。
当院の撮影装置は毎日の始業点検、終業点検を実施しています。これに加えて製造メーカーとメンテナンス契約を結び年一度の保守点検を実施しています。
毎日の始業点検、終業点検では装置の動作確認、汚れ、その他診療に不備が出ないかを診療放射線技師が確認しています。
製造メーカーによる保守点検では毎日の点検ではできない駆動部分、高圧発生装置器、コンソール部の点検整備、X線出力調整、光照射野調整、各部清掃などの点検を実施します。
3月25日に島津社製放射線撮影装置の保守点検を実施いたしました。
装置名:島津メディカルシステムズ製 RADspeed Pro CM pack
点検者:島津メディカルシステムズ
4月にはFUJIFILM社製の画像処理装置、画像サーバーの点検を予定しています。
こんにちは。
リハビリテーション科は常勤理学療法士4名・作業療法士1名・リハビリ助手2名で来院される皆様の異なる身体の痛みに向き合い、皆さんが少しでも痛みから解放され笑顔で毎日を過ごせるようスタッフ一同で対応させていただいています。
また各スタッフも休日には余暇活動を楽しんでいるのでその報告もしていこうと思います。
先日当院のリハビリスタッフが、第70回全九州社会人バドミントン選手権大会 佐賀県 30歳以上混合ダブルスにて第3位に入賞しました。前日には男子ダブルスにも出場していたこともあり(こちらはベスト16だったそうです)、翌日の勤務は全身筋肉痛で結構辛そうでした💦
筋肉痛は運動時翌日、さらに翌々日にやってくる「遅発性筋肉痛」と運動中や運動直後に出現する「現発性筋肉痛」というものがあります。現発性筋肉痛は1~2時間ほどでおさまると言われています。肉離れや断裂などの障害による痛みもありますが、これらと筋肉痛は別のものです。筋肉痛の原因となるものはいくつも仮説はあるのですが実際に正確なものは未だ明らかになっていないのが現状です。
昔は筋肉を大きくすることに筋肉痛は必ず必要!なんて言われたこともありましたが今では絶対とも言い切れない様です。ただ筋肉痛が出るくらいの筋力訓練は必要であり運動強度の目安にはなります💪
筋肉痛が発生するためには遠心性収縮運動(力を入れながら筋肉の運動を本来と逆に動かす運動:詳しくはまた後日記載します)が必要という文献もあるため、強い運動を行うことと筋肉痛は関係がありそうです。また新しい資料が見つかったら追記させていただきます。
トレーニングも大切ですが体のケアも大切です。当院では体の柔軟性が大切であると考えリハビリや待ち時間に見られるTVにて簡単なセルフストレッチのやり方をご紹介しています。
ご興味のある方は一度当院にいらっしゃってくださいね!
みなさま こんにちは。
今回は、母指CM関節症についてのおはなしです。
◎母指CM関節症
母指の手前の甲の骨(第1中手骨)と手首の小さい骨(大菱形骨)の間の関節(CM関節)の関節軟骨の摩耗(すりへり)が起き、関節の腫れや炎症、それとともに関節が亜脱臼(ズレてくる)や変形などが起こります。これが「母指CM関節症」です。
当クリニックへお越しになる患者さまで、
・母指に力を必要とする動作の痛み
(物をつまむ時・ビンやペットボトルのふたを開ける時)
・母指が開きにくい
・母指の変形がある
などの症状がみられます。
この様な症状がある場合、多くの方は、
・手指をよく使う(使いすぎ)仕事→職業因子
・加齢に伴って発症する→経年的変化
・この部の脱臼や骨折後に起こる→後遺障害
これらの関係性が考えられます。
当クリニックでの治療には、以下の方法があります。
【保存療法】
・安静→局所をできるだけ使わない様にしましょう。
(必要に応じて固定装具を4週~6週間装着していただきます。)
・薬 →痛み止めの内服薬や塗り薬、湿布を処方いたします。
・注射→関節内へ痛み止めのお薬と炎症を抑えるお薬を使います。
※当クリニックでは注射に関して、ワクチン接種前後1週間は控えていただいております。
【手術療法】
・保存療法で治りが悪い時
・お仕事や日常生活にお時間ができた時などご相談に応じて行います。
※当院では第1中手骨外転骨切り術・CM関節固定術などの手術を行なっております。
放射線に関するブログをしばらく更新できていませんでした。
すみません。
今回は当院の放射線機器に関して紹介させていただきます。
当院で保有している機器は骨密度測定装置、放射線撮影システム(X線撮影装置)、超音波診断装置の三つになります。MRI検査、CT検査が必要と考えられた場合は、提携している唐津東松浦医師会医療センターで検査を受けて頂いており、その画像を当院長が評価をしております。
当院の機器を紹介します。
骨密度測定装置
GE社製 PRODIGY Fuga
骨密度測定には超音波を用いる方法と、放射線を用いる方法があります。超音波を用いる方法は、放射線の被ばくはありませんが簡易的な方法です。当院の装置は放射線を用いた2重エネルギーX線吸収測定法(DEXA法)を用いた装置で、同じ姿勢のまま腰椎と股関節で測定することができます。
DEXA法は正確に骨密度を測定できる方法としてWHOの基準に組み込まれた方法です。測定部位は「骨粗しょう症の予防と治療ガイドライン」では腰椎と股関節の両方を測定することを推奨されており、当院の装置はこの基準の乗っ取った装置になります。
放射線撮影システム
島津社製 放射線発生装置
FUJIFILM社製 画像処理装置 Console Advance
FUJIFILM社製 DR CALNEO Smart S77
以上の組み合わせでレントゲン撮影を実施しています。すべてデジタル処理で実施いたしますので以前のフイルムシステムに比べまして被ばくの少ない検査が実施できます。
超音波診断装置
KONICA MINOLTA 社製
骨だけでなく、筋肉や腱、靱帯などの状態、関節炎の有無や状態をリアルタイムで把握することが可能です。
以上の装置で診療を実施しています。
次回は診療放射線技師ってどんな仕事をしているのかお話ししたいと思います。
こんにちは。事務スタッフです!
当院は土曜日が院長と外部の先生の2人体制で診察を行なっていますが、
12/14は肩を専門とされているM先生の最後の診察日でした
スタッフ一同、M先生の今後のご活躍をお祈りしております!
こんにちは。なかにし整形外科事務スタッフです!
ついに…!!!!!
10/31より自動精算機が導入されました
今までは手渡しでの会計を行っておりましたが、機械を通して行うように変更となりました。
10/31から導入しました自動精算機ですがお支払いは従来通り現金のみになっております
操作は簡単で現金を投入後、投入完了ボタンを押して終了です。
使い慣れていらっしゃらない方も多いとは思いますが、是非とも皆さんご活用頂ければと思います。不明な点がございましたら
お気軽に窓口スタッフまでお声かけください
お知らせにも載せていますが、このたび当院でも自動精算機を導入いたしました。
翌日からのスムーズな運用のため、スタッフが説明を受けています。
旧レジお疲れ様でした。
web上でデモンストレーションは見せていただいてましたが、実際搬入されてみると結構大きかったです。
会計スペースに収まってホッとしています。
本日から運用いたしますのでよろしくお願いいたします。
ご不明な点ございましたらスタッフまでお声がけください。