早いもので、11月に入り、年末の足音も聞こえつつあります。
当院では初めての「年末調整」シーズンを迎え、税理士の先生にお越しいただき、年末調整の書類作成等について、スタッフ対象に説明会を行いました。
今回は税金に関するクイズ(歴史)です。
【問題】
1) 自動車税は、直接税、間接税のどちら?
2) 「青色申告制度」の元となった、昭和24年、25年に発行された戦後日本の租税に関するGHQの報告書のことを、アメリカの経済学者の名を取って何勧告という?
3) 日本の消費税の元となったフランスの「付加価値税」のことを、アルファベット3文字の略称で何という?
【解答】
1) 直接税(ちょくせつぜい)
税を納める人と負担する人が同じ税金を「直接税」といい、税を納める人と負担する人が異なるものを「間接税」といいます。直接税の代表は所得税、固定資産税、自動車税、間接税の代表は消費税、酒税などです。
2) シャウプ勧告
カール・シャウプはコロンビア大学の教授で、GHQの税制使節団として来日しています。シャウプ勧告は高校日本史で習いましたが、税制改革、青色申告制度のもととなったことで有名です。
3) VAT
Value Added Taxの略で標準税率の下限が15%とされている。また、クイズ的には、日本で消費税を導入した時の竹下登首相、5%のときの橋本龍太郎首相、8%のときの安倍晋三首相が出されやすいです。
次回もよろしくお願いいたします。