先日、院内でヒヤリ・ハット標語コンクールを行いました。 日々の業務の中で、「少し気になったこと」や「これは大切にしたい」と感じた場面を、短い言葉で表してもらう取り組みです。今回集まった標語は、どれも実際の現場が自然と思い浮かぶものばかりでした。
ミスを防ぐための具体的な行動が書かれ、周囲と共有しやすい内容のものや、経験を重ねたスタッフが思わぬ場面で慌ててしまう様子が伝わってくる作品など、読む側として考えさせられるものが多くありました。
また、一人のスタッフの中で複数の気持ちが行き交う様子が浮かぶような作品や、入職して間もないスタッフならではの、業務への緊張感が感じられる作品もあり、それぞれに違った視点の良さがありました。
どの作品にも見るべき点があり、何をテーマとして大切にするかによって、評価は大きく変わります。
今回は、「日々の業務の中で共有しやすいこと」「安全につながる具体的な行動がイメージできること」を基準に選考しました。
ヒヤリ・ハット体験の共有は、誰かを責めるためのものではなく、安心して医療を受けていただくための取り組みとして、こうした小さな気づきを大切にしていきたいと考えています。
今回は選考作品の中で使われていた言葉の中からのクイズです。
【問題】
「右」と「左」をつかった四字熟語で、混乱して動き回るのは右往左往。では、同じ右左という字を使い、周囲を気にして落ち着かない様子を表す言葉は何?
【正解】右顧左眄(うこさべん)
左右を気にして、ついきょろきょろしてしまう様子を表す言葉です。
そこから転じて、周りの意見や空気を気にしすぎて、なかなか決められない状態を指すこともあります。
同じように右左を使った言葉に「左支右吾(さしゆうご)」があります。
左を支え、右を防ぎながら、状況に応じて手を尽くして危険を避ける、という意味を持つ言葉で、単に慌ただしく動き回るというより、複数のことに同時に対応している状態を表します。
次回もよろしくお願いします。