放射線に関するブログをしばらく更新できていませんでした。
すみません。
今回は当院の放射線機器に関して紹介させていただきます。
当院で保有している機器は骨密度測定装置、放射線撮影システム、超音波診断装置の三つになります。残念ながらX線撮影装置、MRI装置、CT装置は当院で保有しておりません。MRI検査、CT検査が必要と考えられた場合は唐津東松浦医師会医療センターと提携し検査だけ受けて頂いております。
当院の機器を紹介します。
骨密度測定装置
GE社製 PRODIGY Fuga
骨密度測定には超音波を用いる方法と、放射線を用いる方法があります。超音波を用いる方法は、放射線の被ばくはありませんが簡易的な方法です。当院の装置は放射線を用いた2重エネルギーX線吸収測定法(DEXA法)を用いた装置で、同じ姿勢のまま腰椎と股関節で測定することができます。
DEXA法は正確に骨密度を測定できる方法としてWHOの基準に組み込まれた方法です。測定部位は「骨粗しょう症の予防と治療ガイドライン」では腰椎と股関節の両方を測定することを推奨されており、当院の装置はこの基準の乗っ取った装置になります。
放射線撮影システム
島津社製 放射線発生装置
FUJIFILM社製 画像処理装置 Console Advance
FUJIFILM社製 DR CALNEO Smart S77
以上の組み合わせでレントゲン撮影を実施しています。すべてデジタル処理で実施いたしますので以前のフイルムシステムに比べまして被ばくの少ない検査が実施できます。
超音波診断装置
KONICA MINOLTA 社製
骨だけでなく、筋肉や腱、じん帯などの状態、関節炎の有無や状態をリアルタイムで把握することが可能です。
以上の装置で診療を実施しています。
次回は診療放射線技師ってどんな仕事をしているのかお話ししたいと思います。