こんにちは、なかにし整形外科です。
先日、当院でスタッフを対象とした個人情報保護に関する研修会を行いました。
講師としてお招きしたのは当院の顧問弁護士であり、院長とは中学・高校の同級生でもある、弁護士法人はなみずき千歳法律事務所の中島研先生です。クリニックなど医療機関では、患者様の名前や住所といった基本的な情報のほか、健康状態や医療記録、診断結果など、プライバシーにより密接にかかわる情報を取り扱っています。そのため私たちが個人情報を守る責任の大きさや、とるべき対策、日常業務で気を付けるべき点などをわかりやすく具体的に解説してくださいました。
また、今回の研修で中島先生が「以前は高額納税者の氏名が公表されていた」「タウンページなどに個人の住所や電話番号が普通に掲載されていた」というエピソードを挙げていらっしゃいました。先生とほぼほぼ同世代の私も、子どもの頃は同級生の住所録が配られることが当たり前でしたし、母の実家にあった古い本に、作者の住所らしきものが掲載されているのを見た(さすがに驚きました)記憶もあります。このような経験を振り返ると、時代が変わるとともに、私たちが当たり前だと思っていた行動や常識も変化していくのだと改めて感じました。私たち医療従事者は、こうした変化に適応し、最新の法律やルールに基づいて、患者様の大切な個人情報をしっかりと守っていく責任があります。今回の研修は、その重要性を再確認する貴重な機会となりました。
今後もなかにし整形外科は、患者様の大切な個人情報を守るため、最善を尽くします。スタッフ一同、今回の研修を生かし、より一層の意識向上に努めてまいります。